吉野家の牛丼再現レシピ
以下、最新のレシピに至るまでの旧レシピです。
最近ウチのHPにも「牛丼+レシピ」の検索ワードで来て下さるお客様が増えました。そこでせっかくなので2chからいろいろ情報引き出して合成した、最強 吉牛再現レシピを公開します。
ただしまだ脳内想像バージョン。今週末実験してみて訂正バージョンを公開しようと思う。
実験した結果、脳内想像バージョンを大幅に改訂しました。できるだけ一度に多くの人数分を作った方がウマイです。
現在のレシピの最新版はversion3αです。この記事の下の方をどうぞ。
※ヤフオクで牛丼レシピを数多く見かけますが、当サイトは全く関係ありません。落札するかはご自分の判断となりますが、この手の情報には十分ご注意下さい。
2004.02.29追記 / 吉野家の牛丼再現の作り方(version3α)
具材料(1人分)
牛肉薄切り(しゃぶしゃぶor すき焼き用で脂身多め):80g
黄玉ねぎ(小)ざく切り:1/2個
汁材料1(1人分)※独特の風味はガーリックパウダーで再現!
牛脂:1かけ
黄玉ねぎペースト:大さじ1/2
生姜ペースト:小さじ1/2
ガーリックパウダー:小さじ1/4
ネギ油:少々 ※人数が増えた場合は2倍にしなくても1.5倍程度が良いみたい。
汁材料2(1人分)※
水:100cc
甘口白ワイン:50cc
固形ブイヨン:1/4カケラ
ザラメ:小さじ1.5
薄口醤油:小さじ1
ネギ油:少々
食塩:小さじ1
粉胡椒:少々
味の素:少々
ナツメグ:極少量
カラメル色素:小さじ1
- カラメル色素はザラメを弱火で煮詰めて水を適量加えると作れます。これで吉牛の茶色に近づきます。作るのが面倒くさい場合、液状タイプのものを購入すると楽です。
- 甘口白ワインは安いもので酸味は少ないモノが良いです。コンビニの安いので十分。
- version3脳内想像を実際に作ってみてversion3正式レシピを作成。今回は調理方法を改良してもっと手軽にできるように変更。醤油と塩の配合量を変更。にんにくペーストをガーリックパウダーに変更。
作り方(レシピ)
- 玉ねぎざく切りを電子レンジで2分。しんなりとなるまで。
- 汁材料1を軽く炒める。
- 汁材料2と玉ねぎざく切りを入れ、汁がしみこみ柔らかくなるまで弱火で煮詰める。
- 玉ねぎを別容器に移し、汁だけにする。
- 牛肉を入れ、沸騰しないように灰汁を取りつつしばらく煮込む。
- 別容器の玉ねぎを入れて、灰汁を取りつつしばらく煮込む。
2004.02.15追記 / 吉野家の牛丼再現の作り方(version3想像)
ヤフオクに出品されていた業務用のパックに記載された成分表をみるに、何が違うかが伺える。脳内想像v3では汁材料2は次のようになる。
水:100cc
甘口白ワイン:40cc
固形ブイヨン:半カケラ
砂糖:小さじ1
醤油:大さじ1
食塩:少々
粉胡椒:少々
味の素:少々
山椒:極少量
カラメル少々
次の休みにでも試作してみます。
2004.02.15追記 / 吉野家の牛丼再現の作り方(version2)
今回は2人分と言うことで全ての分量を2倍にして、水も300cc、砂糖小さじ2、醤油小さじ1に修正。にんにくと生姜もチューブでなく生を摺り下ろした。
また香りを付けるためにネギ油を工程1,6に使用。工程3においては保温鍋を使用して20分ほど放置する方法で肉の質を保つことにした。
汁は多くできるので必要分だけご飯にかける。前回より味と香りが本物に近づいた気がする!!※それとナツメグは不要かも..
吉野家の牛丼再現の材料(version1)
材料料(1人分)
牛肉薄切り(肉と脂の比率は2:3程度で1ミリ強の厚み):80g
黄玉ねぎ(小)ざく切り:1/2個
汁材料1(1人分)
牛脂:1かけ
黄玉ねぎペースト:大さじ1/2
にんにくチップ:3枚
生姜ペースト:小さじ1/2
にんにくペースト:小さじ1 ※ペーストはすりおろしでOK。
汁材料2(1人分)
水:100cc
甘口白ワイン:40cc
固形ブイヨン:半カケラ
砂糖:小さじ1/2
醤油:少々
食塩:少々
粉胡椒:少々
ナツメグ:少々
味の素:少々
山椒:極少量
作り方(レシピ)
- 汁材料1を軽く炒める。※吉牛独特の香りはなかなか再現できませんが、にんにくチップで再現を試みています。
- 汁材料2と玉ねぎざく切りを入れ、汁がしみこみ柔らかくなるまで弱火で煮詰める。
- 牛肉を入れ、沸騰しないように味がしみこむ程度にしばらく煮込む。
※脳内想像では、玉ねぎと肉の順序が逆でしたが、玉ねぎに味が染込まなかった。 - 汁をこして、黄玉ねぎと肉以外の灰汁など固形物を捨て、綺麗な汁を抽出。
※いろんなモノを入れているので、汁をこさないと(+д+)マズーな感じになる。 - 綺麗な汁と具を暖める。
- ご飯にかけてできあがり。汁はお好みの量で。
※汁の濃さがちょっと足りない。似てはいるが、ちょっと違うので改良を試みてみる。
コメントやシェアをお願いします!
つるへ〜
当サイトを拝見させて頂きました!
かなり、研究なされていますね!
私は番組リサーチをしている者ですが、
このレシピを番組で取り上げて頂くことは可能でしょうか?
ご興味ありましたら、一度ご連絡下さい。
お待ちしております
あんか
ほんとに吉野家みたいになってすげえ驚きました!
おいしかった〜ありがとう。
しゅり
お醤油は、たまり醤油の方がコクは出ますよね。
牛骨や牛脂や長葱を7時間くらい煮詰めて濃厚なおだしをとると、市販のスープのもとをつかうより味が本格的になりました。
ワインはアルコール分を煮切ってから煮詰めるのは当然ですけど。
独特の旨みはアミノ酸の一種じゃないかなあ。。。
nn
吉野家のは、赤ワイン入ってるってチラシで見たよ
ワインが何たら間たら。
それにあう肉がアメリカ牛って話。
店舗内のチラシ(広告)でみたけど
再現完成
おまいら、自分で判断しる!
1.薄口醤油は必須。
2.OGビーフと米国ビーフは別物。
3.カラメルもコンソメも不要。
4.ワインは不要。むしろ、日本酒が美味しい。
憎まれ口を言って悪いが、おまいらはシロウト集団だ。
ぽしゃ
ごめんなさい、すぐ上に、ヤフオクの話がかかれてました。
よく読んでなかった…反省…。
ぽしゃ
こちらで紹介されているレシピが、ヤフオクでそっくりそのまま売られています( http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g16419145 )。しかも、「万が一転売が発覚した場合は我々の組合で苦情申し立てをさせていただきます」などと書き添えられています。私も落札してしまいましたが、購入後、そのレシピがこちらのものであることを知ったときにはがっかりしました。お聞きしたいのですが、こちらのレシピの掲載者とオークションの出品者は同一人物なのでしょうか。(たぶん違いますよね)
drk
皆様、いろいろアドバイス有り難うございます!!
また試してみて美味しいレシピを公開できればと思います。
☆星の王子様
追伸です。
カラメルは、牛丼を作る前に少量の水と砂糖を
スプーンで混ぜながら弱火で焦がすと簡単ですよ〜!
同じ鍋で継続して牛丼を調理すると後始末も簡単です!
☆星の王子さま
吉牛が健在だったころの話だが・・(くりゃ〜!勝手に殺すなぁ!)
鍋に放り込まれる薄切り肉を見て、「なんらかの処理をしている」と
思った人も多いのでは!?
見た目が通常の牛肉よりも水っぽい肉だった。
肉を柔らかくする調味液(果汁とか)に漬け込んであるのでは・・。
たく
初めまして。みなさん、こんな研究なさってるなんて全然知りませんでした。
我が家の冷蔵庫が壊れてしまい、新しいのがくるまで牛肉をなんとかしなければいけなくなり、
慌てて検索してみたらこちらにたどり着きました。
さっそく6人前(牛肉480g)、version2で挑戦してみたのですが、ちょっと生姜の匂いがきつくなってしまいました。
途中から母親も参戦し、砂糖(煮物用)を大さじ2追加、うどんつゆを一袋入れたところかなり近い感じになりました。
あと肉は40分ほど白ワインにつけておいたのが良かった感じです。
カラメルがなかったので入れられませんでしたが、カラメル、ニンニク、生姜の分量合わせによっては
かなり近いものになるのではないでしょうか。version3楽しみにしています。
drk
version3脳内想像を考えてみました。本物の成分表を参考に調味料の配分を変更しました。味が薄いと思っていたら、醤油は思ったより多く入っているようです。
drk
本物は醤油も少量で味醂は肉が堅くなるのを防ぐために入ってないみたいなんですよ。
で、味を濃くしようとするならば、大量に作って肉自体からの肉汁を期待するしかないんですが、家庭では無理ですよね。とすれば代りとなるモノは??とさらに研究してみますね!!
みーすけ
はじめまして。Googleで検索して来ました。
早速上記のレシピ(version2)で作ってみたのですが、
やっぱり本物よりちょっと薄いような…。
醤油の分量を増やし(小さじ1程度)、みりん(大さじ1)を加えてみた結果
少しは味の濃さが近づいたように思えます。
あと、灰汁と無駄な固形物の除去は
リードの「アクも油もとるシート」を使うと楽ですよ。
しかし、こうして悪戦苦闘してると
そのうち本物の味忘れそうで…f(^_^)
検証さん
吉牛っぽさはやはりニンニクだと思います
ニンニクチップもいいですが市販のニンニクパウダーがオススメ
餃子用の酢醤油(よく冷蔵庫になぜか残ってる奴)がドンピシャでした
通りすがり
先ほど、夕方のニュース番組内でも、吉牛レシピの再現をやっておりました。
それによると、チキンブイヨンを使うこと、白ワインは半量程度まで煮込んでから使うこと、などがコツだそうです。
☆星の王子さま
プロに聞いた話ですが、吉牛は薄口醤油使用です。
(東日本の人はダイエーの食品売場で入手できます。)
隠し味はニンニク、生姜、ワインの他に酢少々を使用とのことです。