子どものはじめての補助輪なし自転車練習法

先週末からこどもと補助輪なし自転車の練習を始めました。

自分がどうやって補助輪無しの自転車に乗ることができたかの記憶で残っていることと言えば、転びまくって傷だらけになったのと自宅前の草原で練習したことくらい。そんなわけで子どもにどうやって教えたらよいものか・・・と悩みました。

結論からすると、僅かに4回の練習でのることができるようになりました。異常に速いペースでのることができるようになったと思いますので、その練習方法について書いておきたいと思います。もちろん個人差があると思うので、この練習方法ですぐに乗れるようになることを保証するものでもありませんが、参考になればと思う次第です。

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まず一番重要なことは自転車に乗ることは楽しいことだと感じて貰うことです。当然のように恐怖心があるので怖がります。でも少しでも乗れると凄く喜びます。そして一人で何かができるとより楽しみを感じます。そんな子どもの心をうまく感じ取りながら教えていく必要があります。

そして親の自分は自転車が乗れてあたりまえなので、このくらいはできるだろう・・・って思いで接してしまうのですが、単純な操作でもはじめはかなり難しいようです。焦らずゆっくり練習することが大事だと思います。

というわけで前置きはこの辺で僕がやった練習方法を書いてきます。

初日の練習方法

結論からすると初日の練習方法は間違いなので初日のメニューはオススメしません。

硬いアスファルトの上での練習を子どもが怖がったからという理由と、自分がアスファルトでは危ないと思ったため、自宅前の柔らかい芝生の上で練習しました。
→芝生は逆に操作しづらいのでアスファルトや土の上で練習するのが正解です。

子どもが転ばないようにハンドルの真ん中を支えながら自転車に乗ってペダルをこぐ練習をしました。ハドルの真ん中を持っての運転じゃ運転しづらいかとも思い、後ろから腰を支えながらの運転もしてみました。
→基本的に子どもの体に触らないのが正解です。ハンドルを持つのもバランスをとることを覚えることができないので間違いです。そしていきなりペダルを漕がせるのも間違いです。

というわけで初日のメニューは間違いだらけでした。


二日目のメニュー

ネットでいろいろと情報収集して特訓メニューを組み直しました。面倒くさくなければペダルは外して練習した方がよいメニュー内容です。うちはペダルをつけたまま練習したのですが、ペダルで足をこすって擦り傷を負ってしまうのでペダルは外した方がよいなぁと思いました。

(1)まず初めに自転車を押して真っ直ぐ進む練習と、曲がりたい方向へ曲がる練習と、ブレーキで泊まる練習を行います。自転車にすら乗っていないのですが、意外と子ども一人でできるにはある程度時間を要します。特に曲がりたい方向へ曲がるというのは難しいらしく、うちの子どもは内側に曲がることが苦手なようです。

(2)歩くだけの練習だと飽きてしまうので、自転車にまたがって歩きブレーキで停止する練習を行います。先ほどと違い止まるときに足で止まろうとするので、ブレーキで止まることを覚えて貰います。手がふらついてしまうようなので、ある程度腕に力を入れてみるようにアドバイスしました。(※最終的にはバランスがとれるようになる段階で力は抜いても大丈夫なようになってきます。)

(3)歩くだけでも飽きてしまうようなので、今度は歩いてキックして3秒間足を離してバランスをとる練習です。3秒間足を離してバランスをとるのは至難の業のようで、おそらくこの日は1秒程度しか離すことはできないと思います。
足を気にして下を見がちなのですが、真っ直ぐ前を見て運転するようアドバイスします。うまくバランスをとって足を離すことができると、かなり喜びを感じるようです。


三日目の練習

ペダルを付けての練習です。ペダルで足を怪我してしまうことを防止するために長ズボンをはいての練習です。

(1)二日目のメニューの反復練習をします。特に足を離す練習を重点的に行いました。真っ直ぐ前を見ることと止まるときにはブレーキを使うことをすぐに忘れてしまいがちなので、しっかり教え込みます。

(2)ペダルのこぎ出し方を教えます。利き足側を斜め上45度程度の場所から踏み込む練習です。踏み込んだらそのままバランスをとって3秒間バランスをとって前に進みます。これは難易度が高いようで、初めは踏み込んだらそのままバランスを崩して倒れそうになってしまいます。転んでしまうと一気にやる気を失ってしまうので、褒めて褒めて褒めまくってモチベーションを維持します。


四日目の練習

(1)一日目、二日目、三日目の反復練習です。やはりペダルをこぎ出すのが難しいようですが、コツを掴めば連続してバランスをとって足を離すことができるようになります。

(2)自転車の後ろに立ち、サドルの後ろ側から自転車を支えた状態でペダルをこぎ始めて自転車に乗る練習をします。この時点で以外とバランスをとることを覚えているので、ある程度支えてあげるだけで自転車が乗れるようになっていると思います。手を離したい心情に駆られるのですが、しっかりと支えてあげ得ることが大事です。
中腰でサドルを支えながら小走りする必要があるので、親にとっても良い運動(筋トレ)になります。

(3)慣れてくるともう一段階難しい練習をしたいと言ってきます。いきなりですが利き足でペダルを漕いだらもう片方の足もペダルに乗せて自転車をこいでごらんと教えてみます。うちの娘はこれで乗れちゃいました。おそらく(2)から(3)の間が随分と飛躍している感があるので、途中の練習方法があるようなきもするのですが、子ども自身がやる気満々で恐怖心より自転車にのる楽しみが上回っていたのを旨く利用した形になりました。

サドルを支えている手をしらっと離す技を良く聞きますが、敏感なのですぐに気がつかれて、手を離さないでよぉ〜とうまくいきませんでした。自主性が重要だと思います。

以上全四日メニューでご紹介してきましたが、ご紹介したペースに縛られることなく、ご自分とお子さんのペースにあわせて練習することをおすすめします。コツを覚えてくると自転車に乗る楽しみが恐怖心を上回り、自ら積極的に練習するようになってきます。そうなれば教える側としても教え甲斐もあって楽しくなってきます。マイペースで頑張ってみてください。


うちの子どもも、まだまだ真っ直ぐに進んでブレーキで止まることしかできませんが、初めの難関は突破した形になります。次は自転車に乗りながらハンドルを操作する練習に入りたいと思います。

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僕が参考にした自転車練習方法のサイトはこちらになります。僕の練習方法も含めて全部真似する必要はないと思うので、自分用にアレンジしながら練習をしていけばよいと思います。

補助なし自転車練習方
子供が自転車に乗る練習をするときに教えるコツ - kなんとかの日記

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