2013年夏旅行記 - 白川郷・飛騨高山へ行ってきた(前編)

2013年7月29日〜8月3日まで実家へ帰省してました。実家にずっと居ても暇なだけなので帰省の度にプチ旅行の計画を組みたいと考えてました。そんなわけで第一弾は飛騨方面へ一泊二日の旅行を計画しました。父親は出不精なので実家でお留守番いただき、母親を連れてホテルの7月30日〜31日で予約だけをとって、いつもどおり、あとは行き当たりばったり的な旅行を考えてました。

旅行前日さすがにノープランはどうかという空気になり、父親の意見を参考にして大まかな旅行プランを立てました。まずは白川郷を散策し、高山まで戻ってきてホテルでゆっくりとして、翌日は高山の朝市を見ながら散策し帰宅。というプランとなりました。

そして旅行当日。話題のあまちゃんを見てから出発。
高速道路を100kmで走行して約二時間半で白川郷へ到着。父親から聞いていた日本第三位の長さの飛騨トンネルがいつ来るか?いつ来るか?と待っていたら、白川郷のちょうど手前の10kmが飛騨トンネルでした。トンネルを抜けたら白川郷。地図も調べてなかったので、おおそうくるかっ!って感じでした。トンネル全長は10,710mで道路トンネルとしては関越トンネル、山手トンネルに次ぐ日本国内3位、世界でも12位の長さです。帰省途中で必ず通る山手トンネルは現在の延長は10,900mで、この帰省中に国内2位、3位を通ったことになります。ちなみに山手トンネルは最終的に19kmまで延長され国内1位になるそうです。

脱線しました。白川郷に到着です。猛暑の名古屋に比べると随分と涼しく感じますが、標高がそんなに高いわけでもないので関東と同じくらいの気温です。白馬のほうがずっと涼しかったです。プランとしてはぶらっと一周散策して展望台から白川村を一望する。そんな感じです。

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人生初の白川郷。村営の駐車場から吊り橋を渡ると目的の合掌造りの家々とご対面。
ユネスコの世界遺産に登録されているだけあって、外国人の観光客がかなり多い印象です。特に中国では富士山と並ぶ人気スポットらしく数多くの中国人の団体客を見かけました。

合掌造りの家々は、ほとんどが売店・食堂・宿泊施設など、何かしらの営業活動を行いつつ家の半分に住人が住んでる感じでして、遠くから見る印象と近くから見る印象が随分と違う感じでした。

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とりあえず11時半なので早めの昼食を取っておこうということになり、ガイドブックに掲載されていたウマそうな川魚料理が食べられる「ます園・文助」へ向かうことにしました。地図を見ると展望台方面だし、歩くと遠いようなので、まず展望台までバスで行っちゃって、展望台見てから行けばいっか。ということでバスに乗り込み展望台へ移動。10分少々で展望台へ到着。前日とは打って変わって晴天なので綺麗にむらを一望することができました。せっかくなので記念撮影の写真も1,500円にて購入。

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展望台へ向かう中間地点で見かけた文助まで、15分ほど歩いて山道を戻りお店へ到着。色々なメニューがありましたが、4人とも岩魚定食を選択。ニジマスかアマゴかイワナか?と言われたらやっぱりイワナ選びますよね。まぁ予想通り岩魚の塩焼きと甘露煮は絶品でした。

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まぁ塩焼きが美味いのは当たり前で、直前まで生きてますから。何百匹という魚が綺麗な水で養殖されてます。やっぱり水が違うと味が違うね。ちなみに炊きたてのお米もうまかった。ここのお店お勧めです。

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パワーも充電完了したので歩いて村まで戻り散策。萩町合掌造り集落の代表的な民家で、国の重要文化財に指定されている和田家を訪れました。二階建ての合掌造りで思ったよりこぢんまりした家でした。江戸時代初期の建築文化の粋を感じ取ることができます。黒光りする屋根裏の艶が何百年もの歳月と暮らしの重みが感じられます。

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そしてこちらが村一番大きい合掌造りの明善寺庫裡。こちらは和田家よりもはるかに大きな五階建ての合掌造りで、徳川末期に立てられた建物です。二階に上がると資料館の人が写真を撮ってくれます。記念写真を買いたい方は立ち寄ると良いでしょう。明善寺庫裡の説明もしてくれるのでガイド代と思って聞くと存した気分にはならないと思います。記念写真を買わなくても無料でブロマイドがもらえます。庫裡から本堂に繋がっていてお参りもできるので合掌造りと合わせて一石二鳥です。
僕は合掌造りの中を見るのは一回で十分なので和田家しか入りませんでしたが、奥さんと娘の感想が実際に観た感想からすると、和田家を見るよりは明善寺庫裡を見たほうが良いようです。

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合掌造りの家が3軒重なる撮影ポイントや白川郷へ来たぞ的な撮影ポイントから撮影。今度は雪が積もる冬景色を見るため冬に再来したいと思います。

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白川郷をあとにし、再び飛騨トンネルをくぐり、続けて中部縦貫自動車道を抜けて高山へ移動。ほぼ予定どおりの時間にひだプラザホテルへ16:00にチェックイン。ロビーには山車(高山では屋台と呼ぶ)が飾られてました。お部屋は6人部屋の和室を予約しました。二部屋あるので4人ならゆったり過ごすことができます。日本で宿泊するなら和室を選ぶ派なのですが、まぁ正解でした。なんだか落ち着きます。

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まぁまずはお風呂です。疲れを癒さねばなりません。
ホテルには地下と屋上にそれぞてお風呂があり、それぞれ畳風呂と露天風呂が楽しめます。夕食後に星空の露天風呂を楽しみたいので、夕食前は地下の畳風呂で疲れを癒すことにします。風呂の洗い場が全て畳敷きになっていて、畳独特の香りがお風呂に立ち込めていて良い感じなのですが、畳の上で体を洗うのがどうにも違和感がありました。でもおすすめ。

お楽しみの夕食は会席料理を頼んだと思っていたのですが、どうにも宿泊プランを間違えて和洋中会席プランを頼んでしまったようです。和洋中どころか中華メイン?的なメニュー構成で、締めの料理がチャーハンと中華スープでした。印象に残ったのはナマズの刺身です。僕と娘は好きな味でしたが、ナマズと聞いた途端母親と奥さんは食べれなくなりました。美味しいのに・・・。
ちなむに高山では飛騨清流なまずのことを河ふぐと呼ぶそうです。メニューにはふぐと書かれていたので期待を裏切られた残念感はありますが、なるほどフグと呼ぶだけあって癖もなくコリコリした食感が似てます。

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夕食を食べ一休みしたら屋上の露天風呂へ行くも、生憎の曇り空で星ひとつ見えません。おまけに部活の合宿とおもわれる中学生くらいの子供が大はしゃぎしていて五月蠅いのなんの。全然ゆっくり出来ませんでした。ちなみに高山の泉質は弱アルカリ性単純泉なのですが、このホテルのお湯は塩素成分が強くて非常に銭湯っぽさを感じました。地下の温泉のほうが香りが良かったです。

という感じで初日終了。枕が高過ぎで熟睡できない予感がしつつ就寝。

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