炊飯器が壊れたので象印極め炊きNP-GF05を購入しました

家電製品がどれもこれも寿命かしら。次々に壊れていきます。
7年前に購入した National のスチームIHジャー炊飯器 SR-SW101 のタイマー機能が壊れました。数回に一度はタイマーが無視されて水に浸った米のままです。炊飯器は夜セットして朝炊きあがってることを当然期待するので、タイマーが壊れると性能が良くても使えません。

そんなわけで炊飯器を買い換えることになったわけですが、いろいろな雑誌で情報を収集するもお米マイスターが厳選した炊飯器はどれもこれも 10 万円以上の高級機ばかり。しかも 5 合以上の容量のものばかりです。うちの家族は大食漢ではないので、お米は多くの場合 2〜3 合しか炊きません。容量が大きい物で少ない量を炊くと美味しく炊きあがらないとの情報もあるので、3.5 合以下の容量の炊飯器から選んでみることにしました。

ビックカメラで現物を見て決めたのが、象印の極め炊き NP-GF05 です。
購入後一週間経ちますが、結論、味を採点するなら80点くらいかな。普通に美味しいです。

今回は炊飯ジャーに何を求めたか？

正直、ぶっちゃけると個人的には土鍋に戻りたかった。過去の経験から味を求めるなら土鍋一択だと思う。全然味が違う。が、しかし、娘の金管バンドの朝練があったりとか、何かと忙しい日々なので炊飯ジャー以外選択肢はありません。しかもごはんを炊くのは自分じゃないので、奥さんの意見を全面的に受け入れるしかありません。

奥さんの要望一覧はこんな感じ。つまりシンプルに米が炊ければ良いと言うこと。

• 3合炊ければ十分
• 内蓋が洗いやすいこと（複雑な形状のものは洗うのが面倒）
• 余分な機能は使わないので不要。シンプルに米が炊ければいい。圧力も不要。
• 今回は昔から炊飯器を創ってるメーカーのものにしたい

そんなわけで、メーカーの絞込から、ほぼ象印一択かな。圧力も機能も不要なので必然的に低価格帯の機種になる。高機能になると内蓋の形状も複雑化する傾向にあります。
で、実際に物を見て、残ったのが象印極め炊き NP-GF05 だったわけです。

象印極め炊き NP-GF05 を使ってみた感想

ご要望通り、3号炊きの容量。加えて製品の売りの一つでもある洗いやすい内蓋。形状もシンプルにフラット。なにげに釜も小さくて洗いやすければ、庫内もフラット形状なので汚れがサッと拭き取れます。ここは満足。

今まで使ってきた炊飯器と炊き比べをしてみました。
実売5万円価格帯と1.5万円価格帯の炊き比べです。性能的には断然いままで使ってきた炊飯器のほうが上ですし、実際に釜の金属の厚みも全然違います。正直、炊く前は全然比べ物にならない味の差が出るだろうと思ってました。

どちらも普通に炊飯スタートしました。ともに57分でしたが、先に炊き上がったのは NP-GF05 でした。普通に美味しそうに炊きあがりました。
写真じゃ比べても物凄くわかりづらいですが、左が NP-GF05 で右が SR-SW101 で炊いたお米です。見た目に違いはさほどありません。

家族で食べ比べてみました。
まず感じたのは炊飯器を開けた時の香り。炊きたてのお米の香りが良かったのは明らかに今までの炊飯器です。お味の方も今までの炊飯器のほうがモチモチした食感で旨味があります。
ブラインド検査として娘と僕が食べ比べをしました。二人ともどちらが新しい炊飯器で炊いたお米か当てることができました。

採点するなら、炊きたてであれば、今までの炊飯器の 80 点程度の味と香りです。
一方で日常の生活を思い返すと、炊きたての御飯を食べる機会は半分程度で、残り半分は冷凍保存したご飯です。冷凍にしちゃえば違いは全くわからない程度の差です。

タイマー機能が壊れてるための買い替えなので、実際既に炊飯器を変更して2週間程度が経ちますが、まぁ満足しています。今どきは1万円そこそこの炊飯器も結構美味しくお米が炊けるものだなぁ〜と感心しました。

まぁ炊飯器にこだわるよりお米そのものにこだわった方が味の差は感じると思います。

→　約一ヶ月間、この炊飯器で炊いたご飯を食べ続けた感想を追記
食べ続けてわかりました。断言します！今までの炊飯器のほうが断然美味しいです。なんというか、お米が硬いというかふっくら炊けていないし、香りも立たない感じです。とにかく朝の炊きたてご飯が美味しくないので、試しに以前の炊飯器に戻してみようと試してみたら、これがめっちゃ美味しい。なのでタイマーの故障を修理に出して、その間は買ったばかりの NP-GF05 で我慢して、修理から戻ってきたら売っちゃうかーって話をしてます。

いや、まじで炊飯器の性能は値段に比例すると考えを改めました。