Amazon が配送料無料でやっていける理由について
L.L. Bean のカタログが入ってたんです。いつもなら同梱されている広告は捨てていたのですが、今日は珍しく見てしまいました。そこで、今更ながら気がついたのですよ。いや、遅いって・・・て言わないで下さいね・・・(^^ゞ
配送時に広告を同梱するので、その広告料を企業から頂いてるんですね。そっか、だから商品を割り引いても配送料を無料にしても利益が出るんだ!
一見物販のみに見える Amazon もネット企業らしく広告ビジネスが重要なんだ。(想像ですが・・・)
1,500 円を超えた場合に送料無料ってのは、そのくらいの値段のものは段ボールとかに梱包するサイズになる商品の大きさもしくは購入数になるって計算で 1,500 円って数字がでてきているのかなぁ。
なんて事を思ったのが今日の始まりでした。
ちなみに、もう一つのマイクロダイエットの広告は全く興味がありません。標準よりやせ型でいくら食べても太らない体質なので、ラッキーです。でも単に栄養を吸収する効率が悪いだけとも言えます。食べている最中から脂肪が燃焼して、体力が消耗していくのがわかったりします。
このマイクロダイエットの広告、通勤電車の山手線でも車中の液晶に良く流れてますが、売れてるんでしょうかね?転勤前の職場の同僚の方が頑張って飲んでダイエットしていたようですが。。。みそ汁が旨いと言っていた記憶があります。
毎週楽しみにしている、ジャンプやマガジンにもいろんな広告が掲載されてます。世の中、広告ビジネスが溢れてるなぁ〜。
久々の雑談でした。
追記
以前、TBSのがっちりマンデー!!って番組で Amazon の裏側についての放映がありました。倉庫管理〜配送までの徹底された最適化によるコスト削減について語られていたのを思い出しました。
こんな本もでているようです。
情報センター出版局 (2005/04)
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探し隊
なるほど
koo
ネット書店だとbk1も1500円以上配送料無料ですがほとんど広告は入ってませんよ。逆に楽天とかはドッサリ入ってますが。
ちなみにAmazonや7&Yは和書以外の商品の利益率がデカいので最近の決算でも収益はかなりいいんですが、ほぼ書籍販売のみのbk1は最近苦しいみたいでTRCに吸収されてしまいました。
あとAmazonは書籍販売で今春から取次ぎを通さない版元との直取引を本格的に導入するらしく、そうなると売り掛け率が良くなって和書での収益も上がってくるんじゃないかと。将来的には再販制を廃止させたい方針で国や業界団体を突き上げているみたいですが。
いずれにせよ、送料無料ができるのはその程度のサービスが問題にならないほどの収益を上げられているからですね。小さいところは苦しいです。
>漫画誌の広告
昔は作品自体と連動した凄い露骨な広告(キャラクターが商品の宣伝してたり)とかも結構ありましたが、最近はそういうのは少ない気がします。(集英社は青年誌なんかでまだやってますが。) あと作品の途中に広告枠が入ったりもしなくなりました。それを考えると最近は以前ほど盛んじゃない気もします。
A
以前は、広告入ってなかったよ!
Tiger
確かに幾ばくかの足しにはなっていると思いますが、一般の書店でもやっていることですね。広告の挟み込み(袋の中に予めよく入れ込んである)はやっていて、これがバカにならないという話も聞きますが、それで配送料がチャラに出来るほどではないでしょう。
やはり、様々なコスト削減や大量発送契約により値引きもあるでしょうが、一番は本の販売コストに対する人件費が圧倒的に少ないことが配送料を割り引きできる要因なのではないかと思えます。